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株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

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ノムラ個人投資家サーベイ

( 1 ) ノムラ個人市場観指数は490と2力月連続で低下3カ月後の
株価見通しに対する回答結果から作成する2007年5月の ノムラ
個人市場観指数(Nomura1 - View Indexは49.0となり、前月(60.2)に
比ペ低下した。世界同時株安以降、わが国株式市場の回復に力強さが
見られず、先行きも回復感が鮮明になるとは考えにくいとする個人
投資家が増えたことが指数低下の要因と考えられる。

( 2 ) 株式投資マインドも低下方向過去3カ月間の株式取引状況に
関する質問では、全項目で不変が減少し、減ったという答えが増えた。
また売買頻度以外の項目では前月に続き増えたが減ったを上回って
いるものの、両者の差は縮小しており、株式市場に力強い回復感が
見られない中、個人投資家の投資マインドも前月に続き低下方向で
あったと考えられる。

( 3 ) 市場要因、心理的要因、国内金利・為替動向でネガディブな見方が
増加し、今後3カ月程度を想定した場合、株式市場 → 影響を与えると考え
られる要因についての質問では、市場要因、心理的要因や国内金利・為替
動向において、ネガティブな見方が増加した。これは現状の株式市場の
状況を反映していると見られる。一方、国内金利・為替要因に関しては、
一時の円高・ドル安傾向は解消されたものの、引き続き為替の変動に
対する警戒感が強いと考えられる。

( 4 )注目度の高い上位 3 業種は、素材関連が3力月連続トップとなり、
医薬品・へルスケア、電機・精密が続いた。下位3業種は、金融、電力・
ガス、建設、不動産となっている。

( 5 ) 損益の発生に対し、特に決まった方針を持っていない個人投資家が
多い今月のスポット質問は、昨年度(2006年4月~2007年3月)の株式
投資の(損益)状祝」、と「含み損益の発生に対する方針」について尋ねた。
特に「含み損益の発生対する方針」については、
1、比較的早期に利益確定を行う傾向がある
2、含み損益とも明確な対処方針を持っていない個人投資家が多い、という
結果となった。特に、後者については、株価の下落待に損切りが遅れたり、
売却せずに保有株を塩漬け状態としたりする個人投資家が多い可能性を示唆
している


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